2019年01月30日

ひょっこりひょうたん島 ドン・ガバチョ

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SDガンダム世代からすると、親の世代がハマっていたらしいひょっこりひょうたん島。
そのドン・ガバチョが1991年、10月に発売。600円。

どうしてそんなレトロなタイトルが? となるがどうやらこの年、NHKでリメイクがされていたらしい。

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元祖SD系のフックトイに見えるが、ホビー事業部から出た歴としたプラモデル。

SDガンダム世代にとってはまったく受け付けないキャラデザなので、
自ら進んでお小遣いを投入した人は少ないのではないだろうか。

しかし、色眼鏡抜きでキットを見てみると、1991年という時代には考えられないクオリティのプラモで有ることが分かる。そのあたりは後述。

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帽子と連動して口やひげ、目が動くというギミックがある。パコパコ。

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また、尻の下に穴があり、棒をさしこめば人形劇を再現できる。
しかしこの細さだと真鍮棒じゃないと折れそう。3mm穴なので現代だとアクションベースも使用可能。

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説明書はこの時代にしてはめずらしい、ロックマンバトルセットと同じく1色刷り1枚。
そしてバンダイホビー事業部にしては珍しい正誤表もあり。

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ランナーがこちら。まずはおなじみのランナーロックなどもあるが、4色のランナーとシール、
見覚えしかないポリキャップなど。パーツ数は控えめで、プラモ慣れしてない人でも組みやすくなっている。

色分けはシャツの白、靴などの黒が足りないのだが、それをなんと荒鬼頑駄無でも使用されていた布シールで補うようになっている。

荒鬼が1994年のキットなので、実に3年前には布シールが採用されていた。それをシャツの質感を出すために使うというこだわり具合。

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また、よく見ると本体ランナーは元々の人形のデザインをイメージして、元祖SDのスーパーオーキスと似た、御影石風のまだら模様をプラで採用するなど並々ならぬ力の入れ方である。

そして、90年代初期といえば元キャラとかけ離れた顔だったり体型だったりするデフォルメプラモが多い中、顔のイメージや体型などかなり忠実で、7:3分けの髪型が6:4分けくらいになっている以外はほぼ完璧にイメージどおり。

塗装せずともイメージどおりに組み上がる、担当者の熱の入り具合が異常なハイクオリティキットとなっている。(ボタンとハンカチーフのみ塗装が必要。ハンカチーフはシールの余ったところ使えば塗装も不要。)

そんな明らかにコストが掛かったキットも、発売はドン・ガバチョ1体のみで終わってしまう。

posted by ふぇ at 10:27| 【その他単発レビュー】

2019年01月26日

プラクション パロ伝26 ダッシュバトラー 邪戦角

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1991年発売。500円。
やんわりと邪戦角の面影を残しつつ、パロ伝アレンジが加えられている。

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……が、正直なところデザインが元デザインに比べても洗練されておらず、子供受けしなさそうな感じがある。それもゼンマイギミックによってパーツを大きく割けない事情故か。

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ギミックはダッシュバトラーブラザーズと同じプルバックゼンマイで走らせるチョロQタイプ。
武器はスプリングアクションの突き出しギミック有り。

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実質のPWC編打ち切りで、パケ裏では既に次の宝玉の戦士編の3体が描かれている。

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箱ベロはPWC編の最後を迎えても、掲載ハガキは龍の王者編までのデザイン。
子供はシビアである。

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説明書も第二回PWCの結果などは二行で触れるのみ。
たったの二回で打ち切りという残念な結果となってしまった。

そしてまたファンタジー路線への転向となるのだが、残念ながらパロ伝は末期を迎えてしまう。

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ランナーがこちら。なんと胴体、下半身の外装は2パーツで構成。
パーツのほとんどがギミックに取られてしまい、頭以外のデザインは全体的にかなり大味。

ゼンクマンなどもそうだったが、子供はこういうところに敏感で、
デザインの簡略化、手持ち武器なし、プレイバリューの少なさなどは致命的である。

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しかし、現在の大人目線で見ると頭部自体は他のパロ伝と比べてもなんら劣るところはない。
全体的にベストな出来とは言いがたいが、たまにはこういうのもあっていいでしょ。という感じ。

そんなこともあってか、パロ伝の中では最も入手しやすく価格も高騰していない。
1体目にこれを入手するとパロ伝の良さが伝わり辛いので、とりあえず確保して作るのは後回しにすることをおすすめする。

posted by ふぇ at 06:23| 【プラクション パロ伝】

2019年01月15日

疾風!アイアンリーガー @マグナムエース

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1993年6月発売。600円。
これとは別に、トイプラモでチーム内7体セットのアイアンリーガー7セットが存在する。
混同されがちだが、造形も出したバンダイの部署も別なのでアイアンリーガー7セットの単品版というわけではない。

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このブログで紹介するデフォルメ模型では最後期のもの。
シリーズとしてはAマッハウィンディがある。
以降は企画中とバンダイのパンフにあったがキット化されなかった。
ブルアーマーは試作まで存在。

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パッケージを見るとトイ系プラモに見えるが、ホビー事業部から出ているので完全に扱いはプラモデル。
プラモ版はオリジナル武装のスコープが付属。

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背面の商品写真は武装全部盛りでバッターなのかキャッチャーなのかよくわからなくなっている。

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説明書。真顔でテンション昂ぶるマグナムエース。

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ランナーはクリアパーツ含めて5色。
さすがにトイ版と比べると色の足り無さがきびしい。

デフォルメプラモはいつもバンダイ自社競合のトイ版に仕様もしくはクオリティの面で負けていたが、
マグナムエースに限っては造形も仕様も割と近い物になっている。
顔は口周りの造形がややきびしいが許容範囲内。
付属品では元祖や本家SD版ともいえるトイ版に比べると豊富で、造形やギミックもしっかりしており、甲乙つけがたい。



posted by ふぇ at 20:25| 【その他単発レビュー】

2019年01月13日

桃太郎伝説H 金太郎月輪変化

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金太郎がくま吉と共に変化した姿。300円。
後に紹介する10番とほぼ同じレベルの入手難度で、模型屋で通常販売されていたトイ系プラモを除く90年代のデフォルメプラモで最も手に入りづらいうちの1体。

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カラー設定が定まっていない状態での商品化だったようで、アニメ版のアナザーカラーのようになっている。

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ちなみにアニメ版カラーはこちらの食玩の箱絵のほうが近い。

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箱横は中盤ラインナップおなじみのラインナップ紹介だけ。

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説明書の完成見本はまた色が違うどころか、後ろからの写真は首がなく、
正面と斜めの写真は深かぶりさせているのと下顎を黒で塗っていて、兜が顔のようになっている。
たぶんアニメから入った人でも、この完成見本の商品が並んでいたら月輪変化だと気づかないレベル。

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説明書は顔の向きを間違っていて、一寸法師フェイスを前に向けるように書いてある。
ちなみに鞘も装備できるように書いてあるが、バックパックと干渉するので装備不可。
このガバガバ加減が本当に愛おしくて堪らない。

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ランナーは本体が8番、鬼面変化の流用。
まったく別人の体を共用し、コストを浮かせるという荒技は、超りあるたいぷ兜シリーズにも通じるところがある。

先述の通り、鞘は装備出来ないが一応刀は持たせることが出来る。
金太郎が刀を振るうイメージはないので不要といえば不要。

まさかりは大柄で良い感じ。

くまさんフェイスは口元を見ていただくと分かるように明らかにちっさい。
BB戦士の千生将軍や獅子頑駄無の兜を思い浮かべていただくとわかりやすいが、この隙間の小ささでは絶対に目が隠れる。
また、イラストにあるような肩のツメはない。

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組んでみたのがこちら。組んでみると、実際はかろうじて金太郎の目が見えるようになっており、ギリギリセーフ。

バックパックパーツは基部の裏側を貼り合わせるのだが、設計ミスで横に1mmくらい隙間が開く。
肩パーツはこのちょこんと出た凸にはめるようになっているため、安定しない。

また、合いが非常に悪く、軸受けにニッパーで切れ目を入れてやらないとハマらない。
本体も足の軸が特に合わず、そのままはめると大きくずれる。

バックパックが大きく広がっており、マサカリが羽のように展開するので非常に見栄えが良い。

あまりにも高すぎるレアリティ度と、説明書を見てからの組み立て時までのクオリティとのギャップがすごいが、ちゃんと組んでやればこのとおりハマる人にはハマる魅力がある。


posted by ふぇ at 23:58| 【桃太郎伝説】

2019年01月11日

甲竜伝説ヴィルガスト英雄物語 C決戦の章

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1992年発売。1000円。

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消しゴムのキャラ人形は少なめで5体。
リタ姫、レミ、瞬、リュキア、ルシーズのみ。

しかしこの英雄物語シリーズで一番満足度の高いセットとなっている。

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映像ソフトのパッケージイラストのようなポスターが付属。

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セットの構成はリュキア、リタ姫用の防具。レミとルシーズは装備一体化なのでプラパーツなし。
そして、このセットの大目玉は『甲竜の鎧』だけならず、甲竜の剣と甲竜の盾!
ここに来てやっと武器含めた完全装備セット。

1体で21パーツという大ボリューム。
SDガンダムでいえばフォーミュランダーフルセットが入ってるようなものだろうか。
それが1000円で売られていたら買わない訳にはいかない、そんなセットである。