2019年01月08日

格闘技王烈伝ゼンクマンC Sガンダム

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1990年発売。850円。

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パッケージのイラストがかなりカッコイイ。

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完成見本はくちばしが赤く塗られてしまっている。
ぱっと見の印象で言えば、850円かぁ……BB戦士買お。である。
箱で色々と損をしている。

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箱裏は1番からほぼ同じ構成。

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すくい上げるように手を動かすギミックのため、チョップしているような手首パーツが付属。
ν同様スポーツマンシップに溢れるキットのため、武器はない。

説明書の完成見本はくちばしのさらに上まで塗られていてさらに微妙に見えてしまっている。

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構成も定番で紙製リングとエンジン、シールが付属。

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キットは真っ白ランナーと塗装済みボディ。
νのボディが青かったのはおそらくSガン、アレックスと一緒に塗装されているため。
またその青もSガンのイメージとは違い、中途半端な色合い。

ボディは完全に四角で寸胴。バックパックは胴体と一体。
友達の家で見たときはやっぱりBB戦士版買おう。だった。

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しかし、実は顔はかなりイケメンで横から見るとめちゃくちゃイケメン。
頭部はSガンダムとして理想の面取りでアンテナのシャープさも目立つ。
バンダイのキットとしてはめずらしい完成見本で損をしているキット。
寸胴や足の短さと手の長さのアンバランスさは当時見ても厳しかったが、頭部だけみれば本当に秀逸。

頭部のサイズはBB戦士より一回り大きく、元祖SD版よりかなりちいさい。
言うなればLGBBサイズなので、HGUCと組み合わせて近年のBB戦士風に改造するにはベストともいえる。


posted by ふぇ at 14:39| 【ゼンクマン】

2018年11月29日

格闘技王烈伝ゼンクマンH Vコマンドガンダム

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ゼンクマン最後のナンバリング。
1991年発売。850円。

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今までの手だけを使ったバトルに中型武器を持ってカチコミという、全てをぶち壊しに来た男。
(パワーアップパーツを使えば他も武器ありになるので一応公平)
コスト削減のためか、エンジン部分は組み立て式に変わっている。
また、それまで一部塗装済みだったところもなくなった。

その情報だけを見るとパワーダウンしたように見えるが、実際はコストダウンした結果、突出したボリュームとクオリティとなっている。

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箱のサイズはそれまでと統一。
それまで割とスカスカだった中身も、かなり詰まっている。

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パケ裏はこれでもかというくらい、組み立て式のゼンマイ周りのことが良いように紹介されている。
書き方一つで印象が全く変わる好例。

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説明書に大きな変わりは無い。
箱絵ではちゃんと顔が写っていないが、極めてイケメン。

BB戦士は癖が強い顔、元祖SDは顎が大きくたくましい顔。
このゼンクマンはバランスの取れたVコマンドのイラストに一番近い自然な顔つきとなっている。

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ランナーがこちら。組み立て式のおかげで4色のカラフルになっている。
顔は顎と頬が別パーツで色分けとかなり細かいパーツ分け。

胴体は腕を外から内側に振る機構のおかげで、ごっつぁん体系になりがちなゼンクマンにおいてかなりスマート。正面から見たときに非常に良いバランスとなっている。

前に突き出して相手とぶつかり合うという仕様上、腕が長くなりすぎるゼンクマンにおいても、肩のボリュームを増加させていることによって腕の長さがほどよくなり、奇跡的なバランスに。

武器はファイヤートルネード二丁と、ガンナイフ二丁が付属。

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足りない色はシールで補う。
そしてこのシール、自由に使える各種マーキングが付属しており、
BB戦士や元祖SDなどに使うことが出来る。
Gアームズのマークなんかはコマンド意外にも使用出来るので重宝しそう。

ゼンクマンは8弾までは少年誌などで積極的に取り上げられていたり、パッケージ裏に全種載っていたり、おもちゃ屋どこでも売っていたりでデフォルメプラトイではメジャーな方。

しかしVコマンドはそれまでと比べると出荷数も減ったようで、現在でもゼンクマンの通常ナンバリングでは唯一、入手難度が非常に高い。

最後の最後でとてつもないハイクオリティのキットが登場したが、もっと早いてこ入れでこのクオリティで当時の人気SDの皇騎士や大将軍系などを出せていたら歴史は変わっていたかも知れない。

posted by ふぇ at 21:24| 【ゼンクマン】

2018年11月18日

格闘技王烈伝ゼンクマン@ νガンダム

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1990年発売。850円。バンダイ玩具第一事業部より発売。
名前の通り、ゼンマイ駆動の組み立てトイ。
格闘技王烈伝というサブタイトルがコンパチヒーロー感をかもしだしている。

90年前半のごちゃごちゃした文字乱立パッケージが、
バンダイ玩具第一事業部のギミックプラトイの特徴かもしれない。
前代未聞の〜との書き出しがあるが、パッケージ表面にキャラクター名が書かれていない
商品はわりと前代未聞。

闘うエンジンの各所に冷却フィンやパワーシンクロナイザーなど、
ものすごい名称が使われているが、特にそういったギミックは無し。雰囲気をお楽しみください。

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側面にはキャラクター名が英語で入っている。
有名キャラばかりなので確かに当時の子供に説明は不要だが、きっと読めない。

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賭けタイトルだったのか、第1弾の時点で5つがラインナップに。
割とシュールな絵面だが、その説明は次で。
この手のコンパチヒーローズ系ラインナップでは例のないパトレイバーが入っているのが特徴。

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パッケージ裏にあるとおり、現代のSDガンダムトントン相撲の系譜といえる遊びが出来る。
ただしバンダイトイあるあるのパワーが弱すぎてすごい勝負にはならないやつ。

(※1 前年発売の元祖SDの武者五人衆セット箱裏に土俵があり、直系のルーツはそちら。また、それ以前にガン消しでトントン相撲が推奨されている記事などもある)

左上の写真は一部改造してあります。とあるが、細部までいじり回されているもはや別物。
特に宇津とラマンの本体、ゴジラの顔などはスクラッチレベルでイングラムも顔が違う。


そして、その画像にウルトラマン、ライダー1号、ゴジラなどの発売予定商品が載っているが、
不自然に塗りつぶされた黒いツンツンがある。

ゼンクマンのナンバリングは9とパワーアップパーツ2種類があり、バンダイの商品にしては非常に珍しい欠番が存在する。
それが6番で、この黒いツンツンにはそのラプラスの箱が隠されている。


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フォトショップで調整してみると、見る人によっては見えるあるキャラクターが見えてくる。
オレンジの衣装に黒い髪の毛、白い大きな目に各部の青。
そう、ドラゴンボールの悟空である。

ゼンクマンが語られるとき、この欠番が未発売に終わったZZガンダムか悟空かという話がある。
ZZであれば欠番にする理由は無く、あとからしれっと遅れて出せば問題が無いはず。
この無理矢理隠してるところからも悟空説が正しいのではないかと考える。

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パワーアップパーツ以外には紙製ベースが付属。
センター近くには切り込みが入っており、ゼンマイ駆動パーツの底にある爪がここに引っかかってバトルに影響を及ぼす。
ここは非常に高評価。

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ゼンマイ部分は組み立て済みで、ちいさい子供でも簡単に組み付け出来る。
分解すると、連動動作する細かいパーツがいくつか。

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キットは胴体部分が塗装済み(なぜか青。たぶんアレックス、Sガンダムとの兼ね合い)。

サイズは初期BB戦士サイズ。
νガンダムの顔はおちょぼ口を除けばかなり造形が良い。
手は平手と握り手が付属。格闘技なので武器は付属しない(伏線)。

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説明書は擬人化されたエンジンさんやキットの特徴など。

買い求めやすい値段に展開の早さとラインナップ、レギュレーションの細かさを見るに、定番タイトルに押し上げようとした熱意が伝わる。

posted by ふぇ at 19:39| 【ゼンクマン】