2018年04月08日

合体プラモデル カウンタック(大箱)

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SD模型とは無関係で世代でもないけれど、縁があり入手できたのでご紹介。
プラモデルの歴史書ともいえる本には必ずといってもいいほど
登場する1970年代の伝説のキット。
アオシマから発売。2000円。

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箱のサイズはガンプラで言うところの
ボリュームが大きなMGくらい。
知らない人からするとパッと見、
ドアを開けて走っている車のプラモデルに見えるパッケージ。
しかしよく見ると後ろには不穏な形の4体が。

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SFロボットアニメに登場するわけではなく、
カウンタックを4つにぶった切ってアオシマオリジナルパーツをくっつけて、
4分割で販売したという時代に赦されたトンデモキット。
というのが同じアオシマの合体イデオンと共によく語られている。

し一方で、ちゃんと時勢を考えて作られている事が
近年のアオシマ社へのインタビューでも分かる。
(昭和40年男 2018/04号)




自分はそういった情報が先行しているので、
ネタプラモとしての側面と同時に
模型史の一時代を担った伝説上の神聖なキットに見えます。

当時の子供達、自分とは世代の違う方々にはまた違った
映り方をしているかもしれない。

詳細は色々と語られているサイトがいくつもあり、ググれば出て来るので
そちらにお任せしようと思います。

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そしてその4つをセットにして販売したのがこの大箱。
いつの時代もセット大箱というのは流通量が少ないのか、
人気と反比例して見かけることがない貴重品。

説明書も箱に合わせてかなり大型なものが1枚。
画像にあるように、このアオシマオリジナルメカが味わい深い。
これが4つにぶった切ったカウンタックに付くすばらしさ。

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まずはカウンタックの外装、A6-A8号のメインパーツ。
普通の車とは違い、まるでスライド装甲のような状態に。
カウンタックのカーモデルの金型を4つにぶった切ったってのは
本当なんだろうか。

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つぎはシールとタイヤ。
カウンタック社のマークにコカコーラ、ガソスタ、ブリヂストン等々
まんまなマークがあちこちに。

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まずはA-5号ボクサーマシンのパーツ。
ランボルギーニのエンジン、リアウイングを中心に
何か空飛びそうなパーツが。むき出しのエンジンがいかつい。
車体サイズからして、幼児か猿しか乗れない。
一見チープに見えるが、実際に見るとサイズが大きく、
より写真よりそう見える。CAD全盛期の今では特に。
しかしこのキットが出たのは40年も前。
セミが5回転生を繰り返さないと戻れないほど昔のキットである。

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次にA-6号 カスタムマシン
カウンタックのフロントとオリジナルメカが後部となる。
おおよそこれを見ただけではカウンタックのプラモとは信じられない構成。
だが、説明書を見た感じ完成後は一番車っぽくなる模様。

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A-7号 コクピットマシン
カウンタックの……何で言うんだろう。
座席などある車の中心部分がメイン。
エンジンに直接タイヤを繋ぐオリジナルパーツと、
ブルーの短いフロントが付く。

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A-8号 マキシマムマシン
カウンタックのリア部分と前半分がオリジナルメカ。
パーツ構成の通り一番SFチックなメカになる。
鳥人間よろしく寝転がって運転しないといけない上に、
視界がめちゃくちゃ狭いので原付絶対コロすマン。
余ったパーツを組み合わせると、いよいよ猫しか入らないから
AI制御で……みたいな妄想がはかどったのかもしれない。

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さらにハンドブックサイズの漫画が4冊。
本物のカウンタックについての豆知識披露から、
急にレース展開になる。

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誤字なのかキャメラ→カメラみたいな日本語発音的変換なのか
ランボルギーニ社の社長が卑猥な名前になっている。
その名は世間に知られちゃいけないと思う。

このマンガのおかげで、自分の中でこのキットが、
『歴史上の伝説に語られる神聖なネタキット』という位置づけになりました。ゴクッ