2019年05月10日

桃太郎伝説J 桃太郎スペシャル

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主人公の桃太郎がパワーアップした姿。
……ではなく、なんと童友社のオリジナル追加武装形態。

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その名も桃太郎主兵士亜龍(スペシャル)。
もう当て字からかなり某戦国伝を意識している。

箱絵はかなりまとまりよく、購入意欲をそそられる。

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よく見るとちらほら童友社らしさがにじみ出ており、
武将風の鎧なのに対して、盾はなぜか西洋ファンタジー風。

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この時点で4体のスペシャル版のリリースが決まっている様子。

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説明書の完成見本は安定のクオリティ。
箱絵と彩色パターンが違うだけではなく、目が下を向いている。なぜなのか。

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キットは@に追加の鎧パーツを2ランナー追加してあるというとある風林火山の方々が思い浮かぶ仕様。

なので通常の桃太郎としても組むことが可能。
ただ単にランナーを追加しただけでは無く、下駄を履かせるために足裏に穴が追加されている。

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白ランナーは美しいパール成形に変更されている。

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追加ランナーは紫とメッキランナー。
紫ランナーは2パターンあり、青バージョンも存在する模様。

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追加ランナーははめ込みがやや渋いものの、かなりきっちり装備出来てポロリは無い。

股間のパーツは桃太郎の物をとりはずし、交換で取り付け。

クローと桃型キャノンなど追加武装と共に、肩アーマー、下駄、前立てと非常に効果的にボリュームアップしている。

もはやBB戦士と比べても謙遜は無く、桃太郎伝説プラモデルの真骨頂ともいえるクオリティでまとまっている。万人にお勧めしたい。
posted by ふぇ at 14:03| 【桃太郎伝説】

2019年02月12日

桃太郎伝説I 桃太郎きじ変化

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桃太郎がキーコと合体変化した姿。300円。
9番でもご紹介したとおり、模型屋で通常販売されていたトイ系プラモを除く90年代のデフォルメプラモで最も手に入りづらいうちの1体。

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というか桃太郎伝説だけでランキングのほとんどが埋まりそう。

雉子というかオカメインコみたいでかわいいキーコからは、想像できないたくましいイケメン兜になってしまった。もどして。

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箱側面は中期ラインナップで統一。
売り上げが良かったら他の変化姿もプラモ化されていたのだろうか。

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完成見本も結構まとも。が、微妙にイラストと塗り分けが違う。

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本体は猿変化と同じもの。白とおそらく黒ランナー版あり。
箱絵で持っていたライフルらしきものはなぜかバズーカサイズに。
バックパックに懸架が可能。そしてしっぽが用意されているという細かさ。

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やはり兜が異様に大きく、千生(ザクレロトップ)状態。
腕の八つ橋かドカンか、ものすごく味気ないパーツに比べて肩の羽の造形は細かい。

やはり合いが非常に悪く、肩羽はそのままだと軸が太すぎて挟み込めないので加工が必要。
また、肩鎧と肩をつなぐ軸も相変わらず短いのでポロリする。

入手難易度といいキットクオリティといい接するには愛が必要。
posted by ふぇ at 23:19| 【桃太郎伝説】

2019年01月13日

桃太郎伝説H 金太郎月輪変化

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金太郎がくま吉と共に変化した姿。300円。
後に紹介する10番とほぼ同じレベルの入手難度で、模型屋で通常販売されていたトイ系プラモを除く90年代のデフォルメプラモで最も手に入りづらいうちの1体。

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カラー設定が定まっていない状態での商品化だったようで、アニメ版のアナザーカラーのようになっている。

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ちなみにアニメ版カラーはこちらの食玩の箱絵のほうが近い。

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箱横は中盤ラインナップおなじみのラインナップ紹介だけ。

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説明書の完成見本はまた色が違うどころか、後ろからの写真は首がなく、
正面と斜めの写真は深かぶりさせているのと下顎を黒で塗っていて、兜が顔のようになっている。
たぶんアニメから入った人でも、この完成見本の商品が並んでいたら月輪変化だと気づかないレベル。

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説明書は顔の向きを間違っていて、一寸法師フェイスを前に向けるように書いてある。
ちなみに鞘も装備できるように書いてあるが、バックパックと干渉するので装備不可。
このガバガバ加減が本当に愛おしくて堪らない。

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ランナーは本体が8番、鬼面変化の流用。
まったく別人の体を共用し、コストを浮かせるという荒技は、超りあるたいぷ兜シリーズにも通じるところがある。

先述の通り、鞘は装備出来ないが一応刀は持たせることが出来る。
金太郎が刀を振るうイメージはないので不要といえば不要。

まさかりは大柄で良い感じ。

くまさんフェイスは口元を見ていただくと分かるように明らかにちっさい。
BB戦士の千生将軍や獅子頑駄無の兜を思い浮かべていただくとわかりやすいが、この隙間の小ささでは絶対に目が隠れる。
また、イラストにあるような肩のツメはない。

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組んでみたのがこちら。組んでみると、実際はかろうじて金太郎の目が見えるようになっており、ギリギリセーフ。

バックパックパーツは基部の裏側を貼り合わせるのだが、設計ミスで横に1mmくらい隙間が開く。
肩パーツはこのちょこんと出た凸にはめるようになっているため、安定しない。

また、合いが非常に悪く、軸受けにニッパーで切れ目を入れてやらないとハマらない。
本体も足の軸が特に合わず、そのままはめると大きくずれる。

バックパックが大きく広がっており、マサカリが羽のように展開するので非常に見栄えが良い。

あまりにも高すぎるレアリティ度と、説明書を見てからの組み立て時までのクオリティとのギャップがすごいが、ちゃんと組んでやればこのとおりハマる人にはハマる魅力がある。


posted by ふぇ at 23:58| 【桃太郎伝説】

2018年12月18日

桃太郎伝説G 一寸法師鬼面変化

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ゲストキャラの一寸法師が鬼のテクターを纏った姿。300円。

謎のとげとげヘルメット、胸に打ち出の小槌マーク、股間にとっ手、肩も80年代に見られる丸みを帯びたアーマーにトゲとパッケージから伝わる絶妙なダサさに心奪われてしまう。

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中盤シリーズはやはり側面完成見本は無し。

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説明書の完成見本は、またオリジナルカラーでまとまっていて、山賊感がでてしまっている。

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本体ランナーは新規。顔は前後貼り付けで二面なのだが……。
それはひとまずさておき青ランナー。
一寸法師に打ち出の小槌ということで、特に用途のない小判が付属。
それにしても兜背面がザクすぎて前面とのギャップに驚く。
バックパックはVF-1風。

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今回も本体は2色ありで黒と白。黒ランナーが分かりやすいのだが、顔の片面はどうみても金太郎。
どうやらHの金太郎月輪変化とまさかの本体共有な様子。

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組んでみると、パーツの合いはやや悪く、兜の前面後面や足にズレが生じる。
イラストに比べると兜の鬼面がやたら大きく、一寸法師の目が小さいため、鬼面を付けているように見える。





posted by ふぇ at 14:34| 【桃太郎伝説】

2018年12月16日

桃太郎伝説F 桃太郎猿変化

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ここからは前中期ラインナップ。値段は据え置きの300円。
まずは桃太郎がお供のサル、もんたと融合する(らしい)パワーアップ形態。
……なのだが、このシリーズの中でも問題作。

イラストは中華風デザインで、かろうじて桃太郎要素は胸の所にのみ。
足のデザインがまた味わい深い。

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箱側面からは完成見本がなくなり、いよいよ怪しさがアップ。

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説明書ではかなりしっかりとイラストに寄せた塗装完成見本になっており一安心。
………が(フラグ)。

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ランナー構成は初期ラインナップと似たような感じに。
本体は流用ではなく新規。
武器はそこはかとなく武器セットと似ている。ただし完全な使い回しではなく、微妙に細部が違う。
肩アーマーは箱絵と違い、角張っている。本体もイラストと形状が違うが、ご愛敬。

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そして、この7番から成形色違いが登場する。
7番は本体が白のパターンと黒のパターン。
猿変化の本体カラーが青と赤なので、黒を引くと部分塗装派は諦めるか、サフからのスプレー塗装にした方が無難。

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パーツの合いはあまりよろしくない。
肩アーマーのはめ込み軸も合ってなくて削らないとハマらない、肩前面パーツの軸が短くてポロリするなど
急激にクオリティが低下している。
そして、なにより兜が大きすぎてバックパックや肩パーツと干渉し、きちんと被せられないという致命的な欠陥が。

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こればかりはどうしようもないので、うまいこと干渉部分を切り取ってプチ改造するしかない。
手を加えれば見られるようになるはずなので、玄人向け感が増す。


posted by ふぇ at 13:59| 【桃太郎伝説】

2018年11月25日

桃太郎伝説E 龍神太郎

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浦島太郎と同時か同時期に発売。300円。
現在、90年代前半の模型屋で売ってたデフォルメプラモデル(トイ流通のプラは含まず)で最も入手が難しいプラモの1つ。(高額キットという訳ではない)

全体的に違和感のないまとまったデザインでカッコイイ。
また、龍神太郎は当時の一部お姉様方の心をわしづかみにしていた様子。

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完成見本は彩色画稿が間に合ってきたのか、パッケージイラストに沿った配色になっている。
しかし一番最初の文章が、「いわゆるヤンキーである」というスゴイ角度からのぶっ込み。
そして右腕テクターが上下逆さま。

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説明書の2面は浦島太郎と同じ。
黒魔鬼の配色が完全にドム。

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独特なデザインの剣が再現されていたり、腕のテクターパーツが通常用とクローがついていたり、
結構しっかりしている。(作中使用していたかは不明)
そしてもはやおなじみのバズーカ台座パーツ。

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組んでみると、今のところ桃太郎の次に良い出来。
初期シリーズはこの龍神太郎で一区切り。
次からはお供と合体した第二形態に。

posted by ふぇ at 23:06| 【桃太郎伝説】

2018年11月18日

桃太郎伝説 D 浦島太郎

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おそらく1990年発売。300円。

桃太郎達の追加メンバー、ムッキムキの浦島太郎が変化テクターを纏った姿。
足のサメっぽいのがちょっとかわいい。
アニメでは顔は完全に中の人まんまだったような。

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完成見本の台詞はエヘン・オホン、ウフフ……などこれまでの成果が遺憾なく発揮されている。
私はかわいいカメサンよ! とカメ吉が謎アピール。

背中には玉手箱を背負っていたり、兜の側面にイングラムのようなSFチックな要素があったり、
独特なデザイン。

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F龍神太郎とは同時期に発売されていた様子。

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グレードアップ武器セットもこの時期に発売されたようで、すでにメッキverとなっている。

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ランナーは独特の成形色で、設定カラーに塗ろうとすると全塗装になる。
釣り糸は針金でできているので、自由に動きが付けられる。
目のシールはめちゃくちゃ敵っぽい。

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カメ吉は異様に出来が良くてかわいい。甲羅も含めてなんと3パーツも使用されている。

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組むとこんな感じに。
本体は目の隈取りが大きく、独特な出来となっている。




posted by ふぇ at 23:42| 【桃太郎伝説】

2018年11月14日

桃太郎伝説 C 黒魔鬼

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鬼之皇子に続いて、敵の幹部クラスから黒魔鬼が登場。300円。

アニメではオネェキャラの黒鬼で、部下の鬼達に指示を出してたような。
変身するのはアニメ終盤のようで、見た覚えがない。

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そんな微妙なテクター(でいいのかな?)姿の黒魔鬼が4番目というのが桃太郎伝説の思い切りの良さ。
SD戦国伝で言えば武者、精太、他の五人衆をとばして闇将軍、古殺駆という流れになるだろうか。

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この黒魔鬼のデザインに関して言うと忍者のくさび帷子風兜にダースベイダー風マスク、
背中にはアトランジャー的なやつと独特なデザインになっている。

今でも模型屋でよく見かけるので、鬼之皇子と同じく桃太郎伝説といえばこのキットと言う人も多いはず。

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完成見本の色はフリーダム。子供向けキットに真っ黒は良くないという判断だろうか。
そしてエヘン・オホン。

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鬼之皇子と同じく前後同じ顔の貼り合わせなので、軽装タイプはおすすめしない。

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お気づきの方も多いかもしれない。また例のバズーカと、砲口は鬼之皇子のバズーカスタンド。
なんと今回は鬼面砲口が金型変更でスタンドに。
色々と苦肉の策が見える。

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組んでみるとこんな感じに。
全体的にのっぺりしていて、頭以外のデザインは割と適当で下忍っぽくなっている。

しかし今ではこういう敵のサブキャラの、売れ線デザインでないデフォルメプラモデルは発売されることはないだろうから貴重。

デザインもさることながら成形色もかなり地味で、当時の子供の心には届かず模型屋の棚に残っている事も多い。
万人にお勧めは出来ないが、、マニア心をくすぐるデフォルメキットである。

2018年現在、ホビーショップミドリさんでも取り扱いあり。
http://hobbyshopmidori.cart.fc2.com/ca233/2229/p-r-s/
posted by ふぇ at 12:56| 【桃太郎伝説】

桃太郎伝説 桃太郎の民家ビークル

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1989年発売。680円。

桃太郎伝説は各社かなり力を入れていたのか、童友社のプラキットやタカラの変化テクター以外にも
様々な関連グッズがタカラやカバヤ、アガツマ、マインドといった会社から出ていた模様。

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特にタカラは迷アイテムをいくつも世に送っている。
そのうちの一つがこれで、チョロQ型のトイ。
桃太郎の民家ビークルと金太郎の千両箱ダッシュの二種が発売。

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民家や千両箱を走らせるという謎の発想と、民家が変形する奇天烈なアイテム。

民家といっても一見屋台にしか見えず、パカッと開けて変形後はボヤッとした車型になり、
桃太郎が搭乗可能というもの。

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内容物は彩色済みソフビと民家、シールのみ。
ソフビは単体で発売されたり、全員集合の巻で4体セットになってたりした物と同じ。
明らかに刀持たすつもりだったろその右手! というポーズ。
同タカラの彩色済みソフビ4体セットの物とは別。

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民家というか、サイズが犬小屋なのと車風のデザインがさらによく分からないので、
誰が欲しいのこのアイテム。という今じゃ企画書段階でボツりそうな面白グッズ。



posted by ふぇ at 01:01| 【桃太郎伝説】

2018年11月13日

桃太郎伝説 B 鬼之皇子

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桃太郎達のライバル、鬼之皇子が早々に登場。300円。
といっても少なくともアニメの中盤まではこの形態になっていなかったような。

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アンテナのセンターがそこはかとなくアレ。
70年代のロボや、古い特撮の幹部っぽいデザインで、ビックリマンにありそうな盾を所持。

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鬼ヶ島の軍団長だったかで、鬼之皇子自身はアメリカかぶれ風キャラ。
ライバルというよりはギャグ要員。

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パケ絵と大きく異なる完成見本。全体から漂うパチモン臭に、奇抜すぎる色使い。
BB戦士のパチモンと言えばこの鬼之皇子か次の黒魔鬼を想像する人も多いはず。
現在でもよく古いプラモ屋で見かける。

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説明書では、軽装タイプエヘン・オホンと謎の呪文が。
軽装タイプっぽく写っているが、前後同じ顔を貼り付ける構造のため、兜を外すと非常に見栄えが悪い。

また、グレードアップ武器セットはまだ初期サンプルの彩色済み見本。

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ランナー2枚とポリキャップ、スプリングにシールというオーソドックスな構成。
シールは色や目がやっつけ気味で、使うとパチモン臭がさらにアップする。

そして、ランナーには見覚えがあるパーツがいくつか。
配置は違うが、バズーカ本体は金太郎と同じもの。
バズーカのスタンドは今後も度々登場する。

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パチモノ臭がするとはいったが、決して駄キットではなく、パーツの合いや造形自体は悪くない。

足が大きめでどっしりとした体系、個性的な剣と、盾槍バズーカがつくなど装備も充実している。
同じ顔が二面あるギミックは塗装出来ないと生かすことが出来ないが、逆を言えば塗装できればLGBBのように複数の表情を再現出来る前衛的な試みとも言える。
posted by ふぇ at 15:34| 【桃太郎伝説】