2030年01月12日

空白のSD模型史2

1990年。SDプラモは最盛期を迎える。
この年は何でもかんでもSDで出ていた。

■バンダイ
4月〜 キャッ党忍伝てやんでえ メガアップシリーズ 3種
6月〜 真空路守シリーズ 10種
8月〜 SDマクロスシリーズ 4種
12月〜 からくり剣豪伝ムサシロード 3種
B-CLUBからメガアップモデルと同サイズのおみっちゃんもでている。

■童友社
童友社からは桃太郎伝説シリーズが。

momo (3).JPG

箱にある完成写真や目のシールが今一なため、
アニメを見ていない人間にはまさにBB戦士のパチ物として見られていた。
しかし18種も出ているSDプラモ界ではかなりのナンバリングタイトル。
フォーマットもBB戦士を摸したもので、
見覚えしかないポリキャップも使用されている。

後半弾のスペシャル以降はは兜飾り等にメッキパーツを使うなど、
BB戦士でいうところの風林火山四天王相当に値する出来。

後半4つに至ってはクオリティも申し分ない。
この4つはOEM製品が(株)アガツマよりリリースされている。
こちらはおそらくトイ流通。(要検証)

童友社は他にも大型の箱で、兜のキットにゴム製の
武者ガンダム的なものを付属させた
超リアルタイプ兜シリーズを3種リリースしている。
(発売年月の考証は童友社もの考察のページにて)など、
数少ないSDプラモの功労者でもある。

■タカラ
プラクション パロ伝シリーズ
こちらは1991年まで通常ナンバリング30(31種)と限定版、
非売品も相当数が出ている。

本家プラクションやBB戦士と比較すると、簡易キット感はあるが、
実はかなり凝ったデザインをしており、
似たような顔ぶれながらリデコは意外と中盤まで少なく、
かなり力が入っていることが分かる。

同年、チョロQシリーズの異端児が生まれた。
知る人ぞ知るQBOYシリーズである。
同シリーズは8種、組み立て式のプラモデルとして、
シューティングの自機のようなSFメカチックにデザインされた
組み替え式チョロQなのだが、No5のバトルフェニックス,
No6のデスタンクのみパロ伝に近いSDメカが唐突に含まれている。

dd1.jpg

両方とも、上半身がSD、下半身がチョロQとなっているのだが、
なんとゼンマイを使わないSDの下半身も付属していて、
まさにブーム乗っかりの申し子となっている。
同年、セガからトイ流通のプラモデルとしてヘポイシリーズが。

トイで、バンダイよりゼンクマンシリーズもでている。
昨今広がりをみせるSDガンダムとんとん相撲のご先祖様のようなもので、
ゼンマイ駆動で動いて相手を押し出す遊びを推奨していた。
シリーズ最終弾のコマンドガンダムは色分けや造型、付属武器もしっかりしていて
Vフォースワンが付属しないものの、かなりかっこいい。

1991年。この年は模型界にSDの大きな動きは無く(要考証)、
新規シリーズはバンダイからリメイク版の放送に合わせてひょっこりひょうたん島が2種でている。

この年放送されたファイバードは食玩やトイでデフォルメキットがでているものの、
デフォルメ模型としての展開は無い。

他も新規でのシリーズはない模様。

しかし当時、駄菓子屋からプラモ屋、おもちゃ屋に文具店。
カードにガシャポン、文房具にプラモデルとSDの姿を見ない日はなかった。
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posted by ふぇ at 08:00| 【空白のSD模型史】